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見積と請求が違う・説明なく交換された。困ったときの相談先と、先に送っておく一文

執筆:株式会社たま(関東運輸局長認証工場)(神奈川県二宮町・関東運輸局長認証工場)

先に送っておく一文(予約時・入庫時)

ほとんどのトラブルは、この一言で防げます。予約サイトの備考欄、メール、入庫時の口頭、どれでも構いません。

「追加の整備が必要になった場合は、作業の前に項目・金額・今回やらないとどうなるかを連絡してください。連絡がつかないときは作業を保留してください。見積は法定費用・基本料・整備代に分けてください。」

整備工場には、概算見積の交付と、整備の内容・料金を説明する義務が国の通達で定められています。この一文は、その義務を「先に」お願いしているだけなので、まともなお店なら嫌がりません。

請求に納得できないときの順番

  1. お店に、見積との差の説明を求める。「どの項目が、なぜ増えたか」「作業前に連絡はあったか」。感情ではなく項目で聞く。
  2. 書類をそろえる。見積書、請求書、整備記録簿(点検整備記録簿)、やりとりのメールやメッセージ。
  3. 消費者ホットライン 188(局番なし)。最寄りの消費生活センターにつながります。
  4. 都道府県の自動車整備振興会「整備相談所」。整備の内容や料金の妥当性について、業界側の相談窓口として対応しています。
  5. 整備のミスによる不具合なら 自動車製造物責任相談センター(自動車の紛争のADR機関)。

同意していない作業の代金は、契約として認められにくいのが一般的な考え方です。ただし「通らないから直した」項目は、事後でも必要性の説明があれば正当とされることが多い。争点は「必要だったか」より「事前に説明と同意があったか」です。

お店の言い分が正しいことも多い

整備工場の側から言うと、「見積より上がった」の多くは、分解してみたら見積時に見えなかった不具合が出た(ブーツの裏側、ブレーキの奥、下回りのサビ)ケースです。この場合、お店がすべきことは「作業前に連絡する」こと、お客がすべきことは「連絡がついたら早めに返事をする」ことです。連絡がなかったのならお店の落ち度、連絡があって了承したのなら請求は正当、という切り分けで考えると整理できます。

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